ドラフト目玉の県岐阜商・高橋、150キロ&11K完投


センバツ高校野球県岐阜商4-1松商学園>◇24日◇1回戦

 今秋ドラフトの目玉、最速152キロ右腕の県岐阜商・高橋純平投手(3年)が、甲子園初先発で2安打11三振1四球1失点で完投勝利を挙げた。

 1回、1番打者への2球目にいきなり今大会最速の150キロをマーク。自身の押し出し死球で先制し0-1とリードした2回、スクイズで1点を失い同点に追いつかれたが、140キロ台の直球やスライダー、カーブで6回には3者連続三振を奪うなど11三振の快投。4回以降は全て3者凡退と完璧に抑え、4回に飛び出した9番坂下(3年)の勝ち越し3ランでのリードを守りきった。

 高橋は「楽しかった。初回は無失点に抑えようと丁寧にいった。中盤からは変化球中心でいい感じだったが、力みすぎたので50点」と笑顔を見せながら自己採点した