西武・菊池が左ヒジ炎症から二軍戦で復帰 自己最速155キロをマーク

 西武・菊池雄星投手(23)が24日、イースタン・リーグのロッテ戦(西武第2)で今季初実戦に臨み、1回を無安打、2奪三振の好投を見せた。 

 2か月分のうっぷんを晴らすように左腕がマウンドで躍動した。1点リードの8回から登板した菊池は、加藤を遊飛に仕留めると伊志嶺、井上からキレのある直球で連続三振を奪った。直球はプロ入り後自己最速の155キロをマークしたから驚きだ。 

 プロ6年目を迎え意気込んでいた菊池だが、キャンプ中に左ヒジの炎症のため実戦登板を回避。しばらくは投げ込みも禁止される事態となった。わずか13球ながら、開幕前にようやく回ってきた出番で再起への第一歩を踏み出した。