「X-ファイル」が13年ぶり復活、今夏に新シリーズ放送へ

【AFP=時事】カルト的な人気を誇る米国のSFテレビドラマ「X-ファイルX-Files)」が、6エピソードの新シリーズで13年ぶりに復活することが分かった。デヴィッド・ドゥカヴニー(David Duchovny)とジリアン・アンダーソンGillian Anderson)がそれぞれ米連邦捜査局(FBI)のフォックス・モルダー(Fox Mulder)捜査官とダナ・スカリー(Dana Scully)捜査官として再び出演する。

 米FOXテレビによると、今年の夏にオリジナルキャストを起用した新シリーズが放送される。ドラマの生みの親で製作総指揮を務めるクリス・カーター(Chris Carter)氏は「13年間のコマーシャル休憩だと思っている」「良いことは、世の中はその分だけより奇妙になって、この6話を語るのに完璧な時を迎えたことだ」とコメントしている。

 世界中で大ヒットしたX-ファイルは、超常現象が原因とみられる不可解な事件の数々を捜査するFBI捜査官のモルダーとスカリーを追うシリーズ。1993年~2002年に9シーズン、計200話以上が放映され、エミー賞(Emmy Awards)を16回、ゴールデン・グローブ賞(Golden Globe Awards)を5回受賞した。