長崎・原爆投下から70年 きょう平和祈念式典へ

長崎は9日、原爆投下から70年目の8月9日を迎えた。午前10時35分からは、安倍首相も参列して、平和祈念式典が営まれる。
8日、長崎市平和公園には、参列者を強い日差しから守る大型テントが設置され、式典に向けた準備が整った。
被爆70年の平和祈念式典は、午前10時35分から、およそ6,000人が参列して営まれる。
そして、原爆が投下された午前11時2分に黙とうがささげられ、長崎市長が世界に向けて、「平和宣言」を読み上げる。
8日は、式典に先立ち、各国の駐日大使などが、原爆落下中心碑に花を手向けた。
2015年の式典には、過去最多の76カ国の代表が参列する予定で、アメリカからはケネディ駐日大使と、本国から核軍縮を担当するガテマラー国務次官も参列する。
長崎はきょう1日、深い平和への祈りに包まれる。