なぜ「いい男」には浮気心がないのか?その理由8つ

男性の浮気の理由を書いた記事は数多ありますが、「Elite Daily」人気ライターPaul Hudson氏の見解は、男性視点ながらもひと味違うもの。結局、浮気をするのは二流の男。本当にいい男ほど、「浮気」をしないというのが彼の持論。この意見、賛成できますか?

本当にいい男が
浮気をしない「8つの理由」


世の中にはたくさんの男性がいるのに、「本当にいい男性」はごくひと握り。女性が男性と付き合う際に、どこかで将来的な約束ができる人だけを求めるようになってしまっています。
いったいなぜか…? どうしようもない男性たちが浮気を繰り返すことで、女性の信頼を裏切り、そのせいで傷ついているからです。

「浮気なんて絶対にしないよ」もし、男性がこう誓ったとしても、残念なことにほんのわずかの女性しかそれを信じてくれないでしょう。浮気をする男性たちが、男の評価を著しく下げたせいで、本当にいい男も信用されにくくなっています。一度でも女性の信頼失ってしまったら、それを取り戻すのは不可能。それどころか、次の男性のことも心の底からは信用できなくなることも…。

つまり、一度の浮気が彼女を将来的にも苦しませる結果になる、そのことを男性はみな、理解しなければいけないのです。でも、本当にいい男というものは…。

01.
自分の性格をよく理解している


女性が感情をコントロールするのに苦労するのはよく聞く話。でも実を言うと、感情に左右されやすいのは男性の方です。女性はよく、自分の感じたことや悩み事を他人に打ち明け、議論しますが、男性は自分の感情を閉じ込める傾向に。

ケンカをしてもかんしゃくを起こしたり、涙で怒りを表わすのは女性。一方、男性はだんまりを貫き通すことが多いもの。そしていつしか、我慢できなくなってその感情が爆発するタイミングがやって来ます。

でも、いい男というのは、自分の感情をよく理解しているもの。抑えきれない気持ちになる前に、適度にガス抜きをし、心のなかの核となる部分と正面から向き合うことができる。つまり、自分をよく知ろうと日頃から努力している男性ほど、いい男の素質あり。

02.
欲望に溺れない
自制心を持っている
あえて批判を怖れずに言えば、男性は生涯出会ったすべての女性と夜を共にしたいと思う生き物。もし、「自分はいい男だ」と豪語するなら、相性も分からないような相手との素っ気ない一夜を過ごすために、今ある幸せを危険にさらす価値がないことくらい理解できますよね?

もし、今の女性との「カラダの関係」がマンネリ化しているのであれば、そこは工夫をすればいいだけの話。タンゴは2ステップだって踊れるのだから。彼女を喜ばす努力を惜しんでいては、何も始まりません。

03.
女性の気を惹く
思わせぶりな態度をしない


相手の女性を好きになるかどうか確信が持てないまま、デートを繰り返すことは誰にでもありますよね?それは、必ずしも一目惚れが自分の望んだ恋愛に成就するとは限らない。ごく稀なケースだと分かっているからに他なりません。それでも、ただ単に自分にとって“都合のいい人”とつき合おうとする人なんていません。

いい男は、自分の欲求を満たすために女性を扱ったりなど、絶対にしません。自分が好きになりそうにない女性との関係はきっぱり断って、相手にもダラダラと気を持たせるようなことはしないもの。

04.
「信頼とは何か」を
きちんと理解している
彼らは誰に対しても敬意を持って接することができます。それを当たり前のことと認識しているから。恋人に対してはなおのこと、互いに感謝し尊敬し合える関係を望んでいるものです。

「浮気」は、嘘をついているのと同じこと。それによって相手の信頼を壊すばかりか、恋人としても友人としても、さらには人間としての尊重すら失うもの。いったん壊れてしまった信頼は、二度と同じカタチに修復できないことを理解しているかどうか、そこに男性としての差が現れると思ってください。

05.
魅力を伝える
表現方法に幅がある


結論から言えば、いい男というものは自分の魅力を熟知している人のこと。それは表面に出ているものだけとも限りません。言動にブレがなく、立ち居振る舞いからそれを感じさせることができます。

男性の中には、未だにまるでゲーム感覚でどれだけ多くの女性と寝るかが賞賛に値すると勘違いしている人もいます。結局、その考え方ひとつが彼らの人生そのもの。浮気が発覚しても単にゲームオーバーといった、現実をごまかしでしか見ることができないのは、つまり自分の魅力がどこにあるのかを理解していないからではないでしょうか。

06.
自分のことのように
女性を大切にできる


どんな女性をも傷つけたりしないのは、男性として当然のこと。そんな当たり前なことを口に出すのは単純な男性です。ほんとうにいい男とは、黙っていても一番近くにいる女性を自分のことのように愛し大事にするものです。

彼女をいつも笑顔でいさせるためにどんな努力もすべきです。世の中で自分の愛する女性を失うことほど、不幸なことはありません。間違いを犯してしまったことを「仕方がない」とするならば、それでは何だって許されることになってしまうから。

07.
人生の「大切なこと」の
本質を見極めている
自分が何を本当に必要としているかが分かっていないと、不必要に夢を追いかけ、ムダに時間を費やしてしまいます。それでも、男性は自分が必要としていること以上に追い求める生き物。「これもあれも」と手を出していくうちに、本当に必要なものが何だったのかを見失ってしまいます。

シンプルに考えれば、人生に必要なのはたった一人の女性。いい男ほど、ここを見誤りません。だから、単にカラダの関係ばかりに固執せずに愛することを貫き通せるのではないでしょうか。自分の生涯を通して愛する人こそ、本当に必要なものなんだと。

08.
別れ際にダラダラしない
決断力も持っている


それでも、もしも浮気相手に本気になってしまうことがあるならば、今の彼女とこれ以上、関係を続けることは避けるべき。そこは男らしく別れを告げるときなのです。
たとえ、動いてしまった心が元に戻ろうとしても、あなたを突き動かした衝動は消えてはなくなりません。つまり、遅かれ早かれその時は必ずくるのです。

もし、あなたが真の男になりたいと思うならば、この「別れ」にこそこだわるべきです。ダラダラとした関係や、偽りの関係を続けることが“愛していた”女性を傷つけている、そのことを認識しなければ、この世で一番卑怯な行為(=浮気)をみずから正当化しているのと同じこと。別れ際こそ、真剣に相手のことを考えるのは決して自分のためだけではないのですから。